昨日今日と暑い!
これから夏になりますが気温が上がることを考えると今からフラフラしそうです・・・
さてさて
今日はちょっとどころじゃなく完全に危なかった話を
インジェクション・ミニ、ハイリフトロッカーを組み込み依頼
交換終わってシャシダイでパワー測定中に空燃比がやたら薄いので測定中止。
空燃比計が壊れたか?と思いましたがイヤな予感がしたんです・・・・
燃圧測ったら0.5キロ、規定値が約1.1キロなので規定半分の燃圧!
ポンプが壊れかけかフィルター詰まりかと思いリターンホースつまむと2キロまで上がるのでひとまず正常
次確認したのがレギュレータスプリング(燃圧を一定に保っている重要なスプリング)

左が組み込まれていたスプリングで、右は標準の状態ね
意図的にカットされておりました。
お客様もどのタイミングでこのようになったのかは不明とのことでして・・・

標準は約17ミリで

不適切な加工品は約15ミリ
2ミリカットされていました。
予想ではスプリングカットして燃圧を下げて加速増量時の燃料を薄くしたかったのかと。
パーシャル域やハーフスロットル位までフィードバックが掛かるので気づかず走っていたのでしょうが
空燃比で言うとアクセル全開で15~16でしたので
このまま高速走ったりサーキット走行したら確実にピストン溶けてましたね。
ホントに測定時に空燃比計付けておいて良かった!
危うくシャシダイでピストン溶かしてしまうところでした。
ではでは。